イップス(yips)の外し方/RCMethod

クライアントさんたちのイップスを外せた経験から、原因とイップスを外すためにどうすれば良いか、書いていきます。即効性を求めるなら、カウンセリングをお申込みください。

イップスを外す技術は広がらない…

私はトレーナーとして音楽家のお身体を見させていただいて、ニーズに合わせた調整を行います。例えば、フォルテをもっと大きくしたいけれど尖らせたくはない、というご要望があれば、全身のバランスを整えるとともに、音量に関与する筋肉を活性化し、その筋肉からのパワーがよく伝わる状態を作っていきます。

 

万紀子さんのレッスンを受けたら本当に上手くなっちゃうから、他の人に教えたくない。

 

と言われることがよくあります。学生ならなおさらです。音大生は、実技試験があり、ライバルたちと演奏に点数をつけられ、優劣をつけられます。コンクールもあります。これらの評価は、この先の演奏活動に大きく影響します。上手な子は嫌がらせをされたり、批判をされたり。結構ドロドロした世界です。まあそれは大人も同じ。

カウンセリングでも、演奏に制限をかける傷を扱うと演奏がガラリと変わるので、勧めた先生はすぐに気づきます。プロとして演奏している人は、不調をひた隠しにするので、信頼している演奏仲間にそっと打ち明けたところ、私を紹介されたので、とカウンセリングを受けられます。

 

多分、スポーツの世界でもそうじゃないでしょうか。テレビなんかでは、イップスで苦しんでいたことがあります、なんて告白する選手もいらっしゃいますけれど、イップスの最中の人は絶対にそんなことは言いません。告白した選手も、なぜイップスになったのか、きっかけは…なんていうことは、絶対に漏らしません。勝負の世界は、そういうものです。

私も音楽で大学を出ましたし、今も関わっているのでその世界を知っています。だから、イップスジストニア、そしてケガなども、隠している人が多いのを知っています。良い治療法はないか、腕の良い治してくれる人はいないか、密かに必死で探しているんですよね。あるいは諦めて、そこそこでやっていこうかと目指したいランクを下げて適応しようとしますね。

自分が受けていることは知られたくない。確実な回復がほしい。そうやって、騙されちゃう人も多いでしょうね(予想)。秘密裏に解決したいことって、カモになりやすいのよね。お金関係なんかその代表。

なので私も、宣伝に力を入れることは諦めました。

 

このブログを読んで、信頼して飛び込んでくださるなら、とても嬉しいです。でもしばらくは、秘密裏に信頼しあっている狭いコミュニティの中でこっそりと紹介される以外、あまり増えていかない気がします。焦らず結果を出すことが、結局一番の近道ですね。

 

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