イップスについてお話しするのは難しい…
昨日(2022/04/04)Twitterのスペースでイップスについてお話ししました。録音を1カ月かな?聞くことができますよ。
https://twitter.com/i/spaces/1gqxvlbqrRgGB
リアルタイムで聞きに来てくださったのは16名で、終わって少し経ったらあれよあれよという間にリプレイが100人を超え、朝起きたら459人でした。しかも、話している間、何度か質問はありませんか、とか、スピーカーに上がってお話ししませんか、とお声かけしたにも関わらず、誰も上がらず、最後までひとりで話し続けたという苦行でした。
この現象を見て、イップスってすごく関心が高いけれど、関心を持っていると知られたくない人も多いようだと思いました。
原稿もなしにしゃべりまくったので、基本的な知識がないと難しかったかもしれないな、と思いつつ。でも、「もしかして、この人本当にイップスをどうにかできるんじゃないかな」と思ってもらえて、何かの時にご相談いただけたら良いなと思います。
昨日の録音を聞いて、「イップスって簡単なものではない」ことと、「メンタルとフィジカルの両面に詳しくてかつ結果を出せる人じゃないと扱えないものなんだ」、この2点だけでもご理解いただけたらいいかな、と思います。
はっきり言うと、トラウマの解消(メンタル)と連動の回復(フィジカル)の両方を即座にできる人間でないと、イップスは扱えないです。自分と向き合って〜などはメンタリティの問題で時間がかかりますが、それをやってもトラウマが外れるかどうかは賭けです。トラウマをサクッと外してから、メンタリティを整える順番でないと、時間がかかり過ぎて選手生命が終わります。フィジカルも、的確に調整しないと、自分の動きが分からなくなって、かえって悪化させます。「こう習った」ではなくて、トラウマはトラウマでイップスと別に技術を伸ばし、フィジカルはフィジカルでイップスと別に技術を伸ばし、現場で結果を出せるまで法則性と汎用性をつかめてから、イップスを扱うべき。
もし、イップスを治す側になりたいなら、rfcaマスターと、RC Methodの認定カウンセラー両方の資格を取ってからお話し聞きましょうか、となりますね。もはやrfcaは、基礎解剖は分かってるよね、からスタートですし、RCメソッドは心理の構造からベーシックでお伝えしますが、大学で心理学をひと通り勉強してあった方が早いよ、くらいのスタートです。そこからベーシック、アドバンス、認定養成と学んでいただいて、現場で落とし込んでいただいて、じゃあイップスやりましょうか〜、です。簡単じゃないのは伝わりましたか?
言い方を変えれば、ここまでの積み上げがあるから効果が確実に出るし、早いんですよ。
世の中でイップスを扱いますと言う人たちは、メンタルだけ、あるいはフィジカルだけしか扱わず(もちろんどちらかだけで効果が出る人がいるのは私の過去記事からも分かると思いますが)、両方からのアプローチが必要な方々には無駄足になります。
イップスに悩んでいるなら、他人のイップスを扱ってはいけないし、イップスは複雑なので、自分のイップスが改善したからといって、他の人も同じ方法で治るとは限りません。
もっと研究が進めば良いのにとは思いつつ、分野をまたぐ必要があるため、細分化され過ぎている現状では難しいんだろうなぁと、遠い目になっております。
イップス外し専門カウンセリング
(必要があればトレーニングもプログラムします。その場合内容や回数が変わります)
120分 × 3回 ¥220,000-(税込)
4回目以降 1回 120分 ¥55,000-(税込)
お申し込みお問い合わせ→https://rcmethod.jp/reserve/
診断/通常カウンセリング(オンライン)
60分 ¥13,200-(税込)
ご予約ページ→https://www.reservestock.jp/page/reserve_form_week/27940?course=64450
SkypeかZOOMで承ります。どちらかお持ちであればそれを、お持ちでなければアプリをインストールしてくだされば、あとはリンクをお送りしますので簡単です。