2019-01-01から1年間の記事一覧
プロの方に多いと思いますが、イップスになってしまうと、まず 「イップスになってしまったことを誰にも知られたくない」 と思うようですね。 それで人知れずなんとかしようとしてズルズルと長引かせてしまう、でしょ。私のブログを見つけた方々もそうなので…
うまくいったときと失敗したとき、どちらのことをよく覚えていますか? イップスで苦しんでいる方のお話を伺っているとよく出てくるのが、プレー/本番のときに、失敗したときの記憶がよみがえり、またアレをやってしまうんじゃないかと思うと緊張してしまっ…
メンタルから制限がかかって、パフォーマンスダウンしている何名かのお話しを伺って、共通する心理を発見しました。 「今までの不調を帳消しにするくらいすばらしいプレーをしたい。」 という願望です。つまり一発逆転を狙っています。 例えば今まで3年間不…
イップスに苦しむ方のお話しを伺うと、何年も、十数年も症状が続いているとおっしゃいます。そのため、治るのにもすごく時間がかかるだろうと思われる方が多いようです。 しかし私は、60分のカウンセリングで、ひとつ外して見せましょうと言います。(受ける…
私が今まで関わらせていただいたイップス、ジストニアにかかってしまった方々は、音楽家、野球選手(ピッチャー)、ゴルファーでした。どれも自分から発するもので、考える時間があることが共通点でした。 イップスという言葉は、元々ゴルフで生まれました。…
例えば、野球でデッドボールを投げてしまったという失敗から、またぶつけたらどうしようと怖くなってしまい、そこからズルズルとイップスになってしまったという場合。 イップスになってしまった原因は、デッドボールだと思いますよね。 しかし、カウンセリ…
プロ音楽家やプロスポーツ選手のメンタルトレーナーの仕事をしたいなぁと思っております。 だって本当は、イップスになってしまってもがき苦しんで年月が経ってしまってからよりも、小まめにメンタル状態をチェックしながら、パフォーマンスを妨げるものをち…
音楽家やスポーツ選手にお会いするにつれ、いかに自分の不調を知られないために気を使っているかがよく見えるようになってきました。不調を知られるということは、仕事にも勝負にも不利です。こっそり、知られないようにお申し込みされます。 私は、お客様に…
しばらく更新しておりませんでした。 私にもいろいろ変化が起きておりました。忙しくてイップス研究が滞っておりますが、チョイチョイご相談はあるものですね。イップスのカウンセリングをお申し込みいただいて、というよりは、別件のカウンセリングの中でポ…
人生がひっくり返るようなショックな出来事や、大きな挫折からイップスになることは、想像しやすいかもしれません。もちろんそうやってイップスになる人もいます。 しかし、小さな違和感を修正できず、焦ってどんどん崩れてイップスになってしまうというケー…
イップスに苦しんでいる方のお話しを伺うと、年単位で苦しんでいらっしゃいます。長い方になれば10年以上、症状に悩まされてらして。ああ、つらいだろうな、早く出会えればよかったのに。なんて思いますが、私がトラウマを外せるようになってまだ3年半なので…
私はトレーナーとして音楽家のお身体を見させていただいて、ニーズに合わせた調整を行います。例えば、フォルテをもっと大きくしたいけれど尖らせたくはない、というご要望があれば、全身のバランスを整えるとともに、音量に関与する筋肉を活性化し、その筋…
前回から少し時間が空いてしまいました。 イップスの分野はまだ事業としては卵で、このブログや音楽家の方との関わりを通して温めている最中です。 FBや元々やっていたブログ、私との繋がりから読んでくださっている方はご存知のところですが、私は現在、い…
先日、ジストニアだろうと言われた音楽家さんのカウンセリングをいたしました。 ジストニアは、音楽家のイップスと言われているそうです。 普段は特に何もないけれど、楽器を持つと指が動かなくなるなどの症状があります。 ジストニアがメンタルからきている…
昨日(2019/1/13) 柔道全日本男子監督の井上康生さんの講演を聞いてきました。 直接質問する機会があり、柔道でメンタル面から制限がかかってしまうことがあるかどうかについてお聞きすることができました。貴重! 予想通り、考える時間はない競技なので…
イップスになってしまう(この表現が正しいかわかりませんが)のはなぜか。 原因、要因、遠因、いろいろありますが、とにかくトリガーになってしまうものについて少しずつ説明することを試みます。 今回は、ゲシュタルト崩壊について。 ゲシュタルト崩壊とは…
イップスについて検索すると イップス 克服 というワードで検索する人が多いように見受けられます。 イップスって、克服するものなのかな? 克服って、戦ってねじ伏せて勝つ!みたいなイメージではないでしょうか。 私はトラウマを外すカウンセリングをして…