心理より記憶を扱うと言った方が良いですね、イップス外し
昨日はこのブログを更新する曜日でしたが、出張準備で忙しく、今日羽田空港で乗り換え便を待つ間にこの記事を書いております。トレーナーとして新しいツールと解剖学的知見をゲットしに、九州へ行きますよ。感染に気をつけつつ、行ってまいります。
トラウマも身体症状があり、トラウマを外すと身体症状もなくなるのは私は当たり前に見ています。ただ、イップスは身体症状の影響が大きいので、どうやってパフォーマンスを上げるか、に注目と関心がいきます。
最近、フルート演奏が脳のどの機能を使ってなされているかという記事をとても興味深く読んでいます。私がカウンセリングで行っていることは、記憶の整理と処置なのだなと改めて思っているところです。まだ自分でよく整理ができていないので、アウトプットはもう少しちゃんと整理できてから。記事を書いている教授に質問を送ってみようかしら、などと考えているところです。
心理学ももちろん身体症状と無関係ではないのですが、脳の機能が身体操作をどのように行うのかから裏づけを組み立てた方が、より納得いただけるだろうなと思っているところです。結局やることは同じですけどね。
演奏でもスポーツでも、手足指先まで、どう動かすか指令を出しているのは脳であり、その指令は過去に習得した記憶によっているわけです。過去の反復練習によって脳に記憶された「手続き」が、別の記憶によってエラーを起こすのです。これが思考で主に起こり、「行動」に影響が出てしまうのがトラウマで、身体操作で主に起こり、「動き」にエラーが出てしまうのがイップスと分けると分かりやすいでしょうか。私もこの辺りは未整理ですね。しかしどちらにしろ、エラーを起こさせる「記憶」の影響力を断ち、スムーズに行動と動きがコントロール下に置ければ良いのです。
実際には「記憶」だけでなく、「価値観」や「評価」も扱うので、その辺りは心理の範疇になってくるように思います。価値観や評価も過去の記憶から形成されるので、切っても切れない関係ではありますけどね。
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