イップス(yips)の外し方/RCMethod

クライアントさんたちのイップスを外せた経験から、原因とイップスを外すためにどうすれば良いか、書いていきます。即効性を求めるなら、カウンセリングをお申込みください。

催眠療法がイップスに向かない理由

clubhouseでプロアスリートが催眠療法(?)に怒っていました。お話をうかがうと、もっともだ!それは腹が立ちますね!と共感するものでした。まぁそれはあまりにインチキ臭かったのでもしかしたらまともな催眠療法もあるのかもしれませんが、それでもイップス催眠療法は用いないことをお勧めします。

理由を説明しましょう。プロアスリート、音楽家イップスにかかる人たちは、高いパフォーマンスを求められます。常人よりも、かなり深く広く身体操作を認識→判断しながらプレーします。練習の際には、腕のちょっとした角度を調整したり、歩幅や足の開き方を変えてみたり、上半身と下半身の回旋を気にしたり、細かく頭を使って自分のスタイルを積み上げています。催眠療法は、言い方が悪いですが、本人の認識抜きに勝手に潜在意識をいじられるのです。イップスは、ネガティブなメンタル状態が身体操作に影響を及ぼすことで始まります。潜在意識のネガティブなメンタル状態を扱っても、身体操作と紐づいていますから、身体操作の側からネガティブなメンタル状態が引き出される可能性もありますし、イップス前が良いとも限りません。

ネガティブな記憶、ネガティブなメンタル状態は、「ではどうすれば良かったのか」「ではどうすれば良いのか」の解決がなければ、身体操作の修正まで至りません。催眠療法は、その整理と落とし込み、ケリをつけることなしに「何かをする」のです。もしかしたら、パフォーマンスに関係のないトラウマなら、効果があるのかもしれません。しかし、高度に、つまり普通の人は認識しない深部まで認識しながら身体操作をするアスリートや音楽家にとっては、ネガティブな体験、記憶、メンタル状態が、その時認識していた身体操作とも結びついているので、それらをしっかり認識しながら修正する必要があるのです。

私が提供するRCメソッドでのカウンセリングは、一度潜在意識まで落とし込まれたネガティブなものを、もう一度健在意識に上げて認識し直し、整理修正してもう一度潜在意識へ落とし込みます。と同時に、身体操作においてアンバランスが見つかれば、それもエクササイズで修正していく骨格コンディショニングも併せて行っております。骨格コンディショニングも、潜在意識で操作している身体を一度認識し、修正して潜在意識に落とし込む作業です。

個人的には、アスリートや音楽家の認識レベルをなめんなよ、と思うわけです。そんな暗示やら催眠やらでどうにかなるとしたら、その療法を用いる人がアスリート音楽家以上に高度に認識している場合以外考えられません。彼らがどんだけ神経研ぎ澄ませて自分の身体と向き合ってきてると思ってんだ!彼らに対するリスペクトなしに心身を扱ってはいけないと強く思います。

イップスに苦しむ方々とお話しする機会が増えるごとに、その人たちの傷に関わって、傷をより深くえぐっていった(自称?)セラピストたちのひどい行いについて聞く機会も増えています。はー。生半可な知識と技術でやっちゃダメ。最初からだますなんてもっとやっちゃダメ。

アスリートや音楽家の皆さんも、心の拠り所を求めるのは、ちゃんと結果を見てからにしてくださいね。あと、私には頼ってくれるのはOKですが依存はさせません。自分で決断して、自分の足で立つ方が、イップスにもかかりにくいと覚えておいてくださいね。

 

イップス外し専門カウンセリング

(必要があればトレーニングもプログラムします。その場合内容や回数が変わります)

120分 × 3回 ¥220,000-(税込)

4回目以降 1回 120分 ¥55,000-(税込)

 

診断/通常カウンセリング(オンライン)

60分 ¥13,200-(税込)

ご予約ページ→https://www.reservestock.jp/page/reserve_form_week/27940?course=64450

 

SkypeかZOOMで承ります。どちらかお持ちであればそれを、お持ちでなければアプリをインストールしてくだされば、あとはリンクをお送りしますので簡単です。

 

ご予約メールフォーム

https://rcmethod.jp/reserve/

※ご希望日時を第3希望までお知らせください。