コーチ、監督など指導者こそ心を整えてもらいたいな

スポーツ界ではすでにペップトークなどポジティブな声かけによるモチベーションUPの手法は結構広がっていると思います。でも私は先日初めて耳にして、ペップトークなるものをちらっと調べてみましたが（私は普段から使ってるわコレ）で終了。結局センスがものをいう分野なんでメンタルトレーナーやカウンセラーが勉強しなきゃいけないとしたら、日常生活のあり方を見直す必要があるシビアな分野です。勉強すれば使いこなせるとは思わない方が良いですし、勉強しなきゃいけないほど「持っていない」人はメンタルを扱うプロ（お金をもらえるだけ結果を出せる人）にはなれないと思います。最初から厳しさ全開ですが、スポーツ／芸術界はそんなの厳しいうちに入らないほど厳しい世界です。

clubhouseでプロアスリートのお悩みなどをうかがう中で、プロの世界をなめてるメンタルトレーナーやセラピストが思ったより多いなと思いました。ギリギリまで自分を追い詰めて練習を重ねている選手に対し、泣きそうになりながらプレッシャーに押し潰されそうになりながら踏ん張って結果を出した経験のない人間が、何かできるわけがないと思うのですが。

でも、監督やコーチの中には、そういう経験なく子どもを指導している人もいますよね。もしかしたら、ど根性で厳しい場面も乗り越えて来た人なのかもしれません。が、罵声を浴びせながら子どもが伸びると思っているとしたら、大間違いだこのすっとこどっこい！イップス生産機って呼ぶぞ！

事実、罵声や否定の言葉を浴びせられてイップスになってしまう子どもも多いのです。イップスになるのは心が弱いせいではありません。心が弱らされたせいです。

罵声や否定の言葉を投げつける人は、相手のためでなく自分の発散のために言っています。メンタルがスポーツに向いてないですから、その承認欲求と自分の感情を他人にケアさせようとする甘えを先にどうにかしてこーい！どうにかしなきゃと思うだけご自分を振り返ることがおできになるならカウンセリングにてサポートいたしますけどね。

本当は心の姿勢からどうにかするべきですが、口から出る言葉だけでもポジティブトークやペップトークなどで訓練するのも手かもしれません…いやどうかな…ここ一番の時に本音が出ますからね。本音を整えた方が良いかも。

もしこれを読んでいる方がイップスになってしまっていて、指導者が否定の言葉を投げつける人だとしたら、環境を先に変えることをおすすめします。否定の傷と結果を出すプレッシャーは分けるべきです。結果を出すプレッシャーに打ち勝つには、否定の傷はなるべく少ない方が良いです。

私のことが気になっていて、本当に効果を出せるのかな…と思っているならclubhouseで捕まえてください。少し話して、納得してからお申し込みどうぞ。

ちょうど今晩8時にイップスのroomを開きますよ。

【イップス】パフォーマンスを落としてしまう心と体の問題〜21時

f:id:yipshazushi:20210531091147j:image