こもっている時のメンタルの保ち方
スポーツも音楽も、今は動きがストップしていますね。
試合、本番がないと、どんどんなまっていきますよね。トレーニングや練習を積んでいても、本番でどうなるかというイメージが遠のいていく感じで焦りませんか?さて今日は、そんな時気をつけたいこと、どうやってメンタルを保つかということをお分かちしたいと思います。
まずは空間の感覚に気をつけて
まず、何はともあれ技術は保たなくてはいけませんよね。本番ではなく、広いスペースもない中で練習する場合。スポーツの場合は、自分の体やボールの動く範囲が狭まります。音楽の場合は、音が飛ぶ距離が狭まります。人間の感覚は優れていて、いつの間にか自分がいる空間の広さに適応してしまいます。オーケストラ楽器のようなアコースティックの場合は、空間の広さによって音を飛ばすイメージを変えていると思いますが、その勘が鈍るでしょう。プロスポーツ選手の中でも本当に環境が整備されていれば、広いスペースで本番と同じ環境で練習できるかもしれませんが、そうでない人も多いはずです。
そんな時は、
①広い広いところにいるつもりで、遠くまで届かせるイメージを指先まで伝えるように練習する
②自分の内側に注目して、細かく細かく自分の動きを感じ取る訓練をする
外に向かう意識と内に向かう意識、両方を取り入れてみてください。
最近の私のブームは多裂筋を感じながら、自分で深部繊維や左右など細かくコントロールして活性化させることです(変態的マニアック)。関節のハマり場所を細かく調整しながら感じるとか。大きく速く動くことが勝負を決めるスポーツでは、小さな筋肉を部分で感じるなんてやってられなかったのではないでしょうか。
変化や気づきは、気分を活性化させてくれます。空間の感覚や自身の身体の感覚を研ぎ澄ますと、新しい発見がありますよ。そして外と内の感覚をバランス良く鍛えていくと、本番でも力を発揮できます。
これからどうなるんだろうという不安を感じる時は
スポーツ選手は、一般の仕事に比べて選手でいられる時間が短い職業だと思います。音楽家はどうかな。どちらにしろ、プレイヤーでいるだけでお金が入ってくるということが今後難しい社会になることが予想されます。じゃあ、引退したらどうやって収入を得ようか。今から考えておくのも良いのではないでしょうか。その時期が思うより早く来るかもしれない状況ですよね。
そんな時の考え方は、「何が得意かを整理する」です。私は音楽をやっていたので音楽で例えると、演奏の才能はあまりありませんでした。しかし、理論は強かったです。あと、自分が下手くそだったので教えるのが上手でした。生徒さんができない原因を見つけるのが早いし、解決法も持っていました。まとめると
【得意】理論、噛み砕いて伝える
【苦手】パフォーマンス、暗譜
私はすでに音楽に機能解剖学を掛け合わせた美音トレーニングを開発したり、カウンセリングのテクニックと緊張度の高いプレイヤー経験を掛け合わせ、イップスを外す技術を開発したりしています。
このように、自分が持っているものに、何を組み合わせて仕事を生み出していくかを考えることは、現在のプレイヤーとしての強み発見にもなりますし、今後の発展を考えるのにも役に立ちます。考えを整理するのに必要であれば、カウンセリングもご利用ください。イップスを外すのでなければ、通常料金で承りますよ。オンラインでできます。
これはやらないで!変な楽観主義と言い聞かせ
大丈夫大丈夫!とか、できるできる!とマイナスな考えを頭から追い出そうとしたり、自分に暗示をかけるように言い聞かせるのは、何も効果がないどころか、返って不安を増幅してしまうことさえあります。また、ネガティヴな気持ちを見ないようにがむしゃらに練習するのもNG。いつの間にか雑になって、下手になっていきます。大事なのは、不安なら不安を、まっすぐに見てそこにあることを認めてあげることです。それから不安に対処します。この辺もプロに頼ってほしいな。
イップス外し専門カウンセリング(オンライン)
120分 × 3回 ¥220,000-(税込)
4回目以降 1回 120分 ¥55,000-(税込)
通常カウンセリング(オンライン)
60分 ¥13,200-(税込)
SkypeかZOOMで承ります。どちらかお持ちであればそれを、お持ちでなければインストールしてくだされば、あとはリンクをお送りしますので簡単です。ZOOMのセキュリティが不安であれば、Skypeをお勧めします。
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